もう一つの進路:高等専修学校

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高等専修学校という選択

 

軽度の障害を抱えている子の親で悩むところは、中学卒業後の進路ですね。「普通高校」に拘る場合、偏差値の低い私立や公立を探す人も多いですよね。
また、東京都の場合、エンカレッジスクール、チャレンジスクール、通信制のトライネットスクールなどの公立の学校や、浅草高校のような午前部、午後部、夜間部の3部制で構成される単位制普通科高校なども進路の一つとして考えてる人もいますね。

 

支援学校も地域によって違いますが、昔ながらの学区内にある支援学校の普通科の他に、現在ではビジネス系に力を入れる支援学校も誕生して、軽度の障害の子(というか親かな)に人気があり、倍率も高いですね。

 

では、その他に選択肢はないのかというと、そんなことはなく、それがこのカテゴリで紹介する高等専修学校(専修学校高等課程)という選択です。
もちろん、この学校は障害のある子を対象としたものではないので、入試に落ちてしまう可能性もありますが、進路の一つとして頭の中に入れておくのも良いですよね。

 

馴染みのない人には「専門学校と一緒じゃないの?」と考えてしまいますが、高等専修学校は中学校を卒業した人が対象となり、高校を卒業した人を対象とした専門学校とは違うのです。

 

また、高等課程を設置する専修学校は「高等専修学校」と称することができます。
でも、調べると分かると思いますが、何気に高等専修学校と専門学校を併設する学校が多いので、学校名自体は○○専門学校となってるところも多いですね。

24年度のデータによりますと、約20%の生徒が中学校時代に不登校を経験した事があるとのことです。
また、全体の11%程度の生徒が、発達障害がある生徒(療育手帳や精神障害者保健福祉手帳を有している、または医師の診断書がある生徒)、診断書は無いが、発達障害と思われ、何らかの支援(教育上の配慮等)を行ってるいるようです。

 

10%を超えてる事実がある以上、学校によっては発達障害やボーダーの生徒のコミュニケーション能力のレベルアップが急務と考えてるところも出てきてるようです。

 

もちろん、積極的に障害のある子を受け入れる学校、逆に受け入れない学校があるのも事実ですが、実際に受け入れている各学校での、授業支援以外で行っている学校内の具体的な支援を見てみますと・・・

 

一番多い支援としては、保護者との連携による相談や援助となっております。それ以降では学習指導、進路・就職指導、社会的スキル指導・・・となっております。

 

高等専修学校でも少子化の影響を受け、生徒数が減少している今、積極的に発達障害など障害を抱えた子どもたちを前向きに受け入れようと言う流れになっております。東京都内にある高等専修学校では、在籍生徒数の実に60%強が何かしらの障害を抱えた生徒というところもあります。

 

軽度の子は「支援」と言う言葉に徐々に敏感に反応します。うちの息子も「支援と名のつくところに行きたくない!」と、高校入学前は大変でした。
じゃあ、どうするか?公立の学校を探すか?定時制にするか?

 

そんな時に、その他の選択肢として、高等専修学校の存在を覚えておくのも良いと思います。