山形県:特別教育必要な児童・生徒 3割に支援届かず

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山形県:特別教育必要な児童・生徒 3割に支援届かず

 

2013年9月18日の読売新聞によると、山形県内の小中学校に通う児童生徒を調べたら、学習や行動に困難(ようは問題ね。)があって特別な教育的支援が必要とされる子供たちのうち、約3割に必要な支援が行われていないことが県教委の調査で分かったと掲載されていました。

 

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20130918-OYT8T00572.htm(読売新聞)

 

まぁ、なんだろうね、「ホントに3割前後なの?」って疑った見方をしちゃう。
調査は県内の通常学級に通う小中学生約3100人を抽出し、特別な教育的支援が必要かどうかをみたらしい。
この選ぶっていうのもどんな生徒をピックアップしてるのか。
保護者が障害を分かった上で「普通級で!」とお願いして学ばせてる生徒だけなのか、それとも保護者は障害があるとは認めず、学校側が普段から「あの子はちょっと」と思ってる生徒を選んだのか、更には保護者も生徒自身も障害があるとは思ってない生徒か。
その辺りも新聞に書いてあると良かったかなぁって勝手に思っちゃう。

 

 

そんな結果に対して、県教委特別支援教育室の室長は「通常学級での支援は、管理職や教員の特別支援教育に対する意識差に左右される。すべての児童生徒に支援を行きわたらせるには、教員の研修が欠かせない」と指摘したようだが、正直さ、「何を今さら!?」な発言だと思うよ。

 

特別支援教育が始まったのが平成19年4月です。あれから何年経ったのか。今はもう平成25年の9月だよ。6年だ。
19年の4月に何かしら支援が必要なお子さんが小学校に入学するとする。中には「特別支援教育が開始されて私たちラッキーよね!」って思ってた人もいるでしょう。
でも、実際はどうだったのか。より良い環境作りを学校側はしてくれたのか。
そんな一年生の子も卒業してしまうくらい年月は経ちました。

 

でも蓋を開けると、今回の新聞発表じゃないけど、6年も経ってるのに未だに「支援教育に対する意識差に左右される」とか「教員の研修が欠かせない」とかをぬけぬけと言えちゃうんだもんなぁ。

 

私たちだってなにも「完璧にやれ」とか「スタート時からしっかりやれ」とか高いレベルを要求してる訳じゃないんだけどねぇ。
でも、現場の先生がその程度の知識・意識って、実は想像以上に多い。

 

なぜ、想像以上に多い・・・と、書けちゃうかと言うと、BOXのメンバーさんたちもその部分で悩み苦しんでる人たちが多いから。

 

「特別支援教育」とは、障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち、幼児児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、適切な指導及び必要な支援を行うものです。

 

教育課程の編成についても、文部科学省としては「通常の学級に在籍する障害のある子どもについては、その実態に応じ、指導内容や指導方法を工夫することとされています。」と明記しているのよね。

 

なのに現場は出来ない。「人が足りない、そもそもうちの学校ではそのようなことはしていない。これ以上のことは出来ない」で、何かあれば「理想と現実」的なことを父兄に話したり。

 

ま、国としては「方向は示した、あとは各自治体が勝手にやってよ」ってスタンスなんだろうねぇ。

 

ぶっちゃけ、軽度の障害の親はね、軽度=軽いってだけの目で見られたりしちゃうけど、軽度だからこその悩みって、実は想像以上に多く、いくつもの壁が前にあるんだよね。
手帳を申請しても却下される、黙ってれば普通に見える、勉強もとことん教えれば、覚えることも増えてくる。

 

でも、生き辛さがあるの。本人も親もそう。
やはりこればかりは当事者にしか分からない部分が多々ある。
誰にも相談できないで悩み苦しんでるお母さん方も実は凄いいるんだよね。

 

何度頭を下げてお願いしても却下される。「他は出来てもうちは出来ない!」と軽く言わる。
もっともっと、そんな現状を国は知るべきだと。

 

ふと、今晩の記事を読んで思いましたね。

 

 

 

 

 

 

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