発達障害について

発達障害について

発達障害について

 

 

現在、軽度の障害を抱えてる子が増加していますね。
昔、私の息子が通級学級に通っていた時は、まだ数える程度の利用者でしたが、現在は、その約3倍程度の生徒が通級学級にやってきています。

 

これは何も私の住んでいる地域だけでなく、国としても増加を把握しております。

 

平成5年に通級の制度が開始されましたが、平成23年5月1日時点で、支援学校をはじめ小学校・中学校の支援学級の在籍者や通級による指導を受けている児童生徒の総数の占める割合は約2.7%と発表されました。

 

 

また、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、高機能自閉症等などで、学習や生活の面で特別な支援を必要とする児童生徒数について、文部科学省が平成24年に実施した「通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査」の結果を見ますと、実に約6.5パーセント程度の割合で通常の学級に在籍している可能性があるとのことです。

 

例えば一クラス30名のクラスですと、その中の生徒のうち2名前後が、何かしらの支援を必要とされています。
この2名という数だけで見ると少ないと思うかもしれませんが、一学年3クラスの場合、全ての学年の中にいる支援を必要としている生徒は36名となります。
そう、一クラス分くらいの生徒が生き辛さなど、何かしら感じてることになるのです。

 

発達障害と言われる主な障害は、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害などですね。

 

これらの障害は親のしつけや教育の問題から出てたのではなく、脳機能の発達が関係する生まれつきの障害なんです。
この部分で身内から「お前が悪い」「お前の教え方がなってないからだ!」「ただ単にのんびり屋だから大丈夫だ」など、障害について理解の無い身内からの言葉に苦しんでるママさんもたくさんいます。

 

また何かしらの発達障害がある人は、コミュニケーションや対人関係をつくるのが苦手なんですよね。
それでその子の行動や態度が周りからは「自分勝手な奴だ」とか「変わった人」「困った人」「残念な人」などと誤解されて、結果的に距離を置かれる、敬遠されるなどに繋がってしまう場合も多いのです。

 

親も子も、周りの人達も障害ということをキチンと理解すれば、周囲の人達の接し方も変わってくれるかなと。

 

 

障害の特性はそれぞれ違いますが、単一の障害だけではなく、複数が絡み合ってる場合も多いのです。
本人も一生懸命なのに理解されないってことも多い。

 

彼らは見た目からは障害があることは分かりにくいのです。
だからこその悩みを本人も親も抱えているのが現状なんですよね。

 

また、親が気付かないで、そのまま大人になってしまうパターンもあります。
社会に出て生き辛さを強く感じ、病院に行って検査をして初めて分かる・・・ということも珍しくないんですよね。

 

それを考えると、今、お子さんに障害があることが分かって、悩み苦しんでる親は、実はお子さんにとっては実は凄いラッキーなんじゃないかなって思ったりもしている管理人です。

 

早くから子供の障害に気づき、色々と動けば、子供の色々な可能性を引き出すことも十分可能だと思うからです。

 

当サイトが運営しているSNSも、そのようなお父さんやお母さんがたくさん参加しています。

 

発達障害は、脳機能の発達が関係する生まれつきの障害です。発達障害がある人は、コミュニケーションや対人関係をつくるのが苦手です。また、その行動や態度は「自分勝手」とか「変わった人」「困った人」と誤解され、敬遠されることも少なくありません。それが、親のしつけや教育の問題ではなく、脳機能の障害によるものだと理解すれば、周囲の人の接し方も変わってくるのではないでしょうか。

 

ここでは、発達障害のある人を理解するために、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害など、主な発達障害の特徴を紹介します。なお、発達障害は、複数の障害が重なって現われることもありますし、障害の程度や年齢(発達段階)、生活環境などによっても症状は違ってきます。発達障害は多様であることをご理解ください。

 

また、非常に大切なことは、発達障害はあくまでも「発達する上での障害ある」ことであって、「発達しない」ことではないということ。
一部の能力の発達のスピードやレベルは高く、一部の能力の発達がのんびり屋さんてことです。

 

だからこそ、あなたのお子さんがどういう人間なのかを良く知っておく必要があります。
それも親としての情とかでみるのではなく、客観的に見て知る必要があるんじゃないかなと。
お子さんの得意不得意を知り、得意分野を伸ばしたり、不得意な分野を改善したり。
また、不得意分野が気にならないような環境を用意したりと。

 

進路や方向性を決める時、心が乱れないためにも、「子供を知る」必要があるんですよね。