「どれくらい」を分かるようにするためのアイデア(収入&支出)

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「どれくらい」を分かるようにするためのアイデア。障害者の収入&支出

 

無事に企業就労することが出来た。初の給料も得た。
しかし、そのお金を全て使ってしまうのは危険だよね。
将来の想像などが難しい障害のある子達は、場合によっては「あるだけ使う」ということをしてしまうのではないか。
買わなくて良いものも店員さんの声に乗って買ってしまうこともあるのではないか。
想像することが難しい子供達には、やはり分かりやすい例えを使うことによって、買おうとしているものが「どれくらい高額か?」を教える必要もあるよね。

 

 

■「どれくらい」を分からすようにする教え方例

 

自分の物差しを持たせる

 

これはなにも定規の事ではなく、比べる対象ということ。
出来る限り、子供たちが好きなものの金額と比べる。

 

例えばうちの息子のように音楽が好きで、CDを良く買ってたとする。(仮にCDの値段を1000円とします。)
欲しい時計があり、値段は10万円とあった。
私たちでしたら、パッと物の高さは分かりますよね。
例えば日給1万円の人なら「そっかぁ、10日働かないと買えないなぁ」とか。

 

ただ、障害のある子達はうまく想像ができない場合が多い。
そこで、普段買ってるCD(上の例では)を値段を調べる際の物差しにし、10万円÷1000円(CDの値段)=100枚分の値段だということを覚える。
あくまでもこれは一例で、自分の時間給と比べても日給と比べても、それこそ月給と比べてもいい。

 

とにかく自分が一番分かりやすい物差しがあるということを覚えさせる。

 

それで、その10万円の時計の「価値」を理解させる。

 

これは子供の頃から教えることも大切かなって思います。

 

また、同じように就労している場合は、「自分の毎月の収入は『どこから、いくらか?』を知ってる必要があります。
例えば時給837円で一日6時間(週5日)で仮に4週間働いたとすると給料は100,440円
その他、福祉手当(地域や等級によって違う)や障害基礎年金(2級なら月額66,000円)を足して、
月の収入をハッキリさせ理解させることも大切ですね。

 

もちろん、その逆の支出についても把握させる必要があります。
家(若しくはホーム)の食費代、一人暮らしなら電気、ガス、水道代、外食代、貯金代、自分で楽しむための月のお小遣いなど。

 

収入と支出(お金はどこからどこへ行くのか?)を覚えさせる必要が、自立する上では大切。

 

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