香川県内にある特例子会社一覧

2018年6月1日時点で、香川県内の特例子会社は昨年と変わらず3社となります。

 

2013年5月末の時点で3社の特例子会社があります。
2015年6月時点でも増減はありませんでした。
2017年6月時点でも増減はありませんでした。

 

• 大黒友愛紙工株式会社（四国中央市妻鳥町849-1）⇒親会社：大黒工業（株）※リンク先は親会社
• 株式会社T-NET vigla（高松市成合町930-10）⇒親会社：（株）ティーネットジャパン
• あなぶきパートナー株式会社（高松市鍛冶屋町6-11）⇒親会社：穴吹興産（株）

 

 

 

この記事を書いてる時点では、上記のように香川県内には３社の特例子会社があります。
その中の一つ、大黒友愛紙工株式会社を簡単ですが紹介しますね。

 

こちらでは障害者向けの仕事として、紙ナプキンや紙容器、紙トレーの製造や、それらの検品、箱詰め作業などを行っております。
障害者の能力に合わせ、製造ラインを改修し、更には生産量の検査を一日一回から四回に変更し、チェック体制も強化したようです。

 

「おっ！」と、思ったのは、地域の同じ学校出身者を意識して採用していることです。
理由としては学生時代からの先輩・後輩の関係で、保護者同士も顔みしりということで、職場の雰囲気も比較的和気あいあいで、「人に教える」「人から教わる」の姿勢が自然に生まれ、入社後に人間関係で躓くことが少ないからとのこと。

 

これはまったくもってその通りだなぁって思いました。現在（平成26年）、うちの息子も色々な企業に実習に出向いてますが、先輩がいる職場だと本人も心強いらしいのと、先輩も良く教えてくれるとのことですからね。

 

このようなプラスの話しは、ネット上でも色々なものを目にしますが、では、どのような問題点があるか？について、こちらの会社では「今後の課題・展望」として、次のように伝えてくれました。

 

問題は、ある人が休むと、翌日、他の人も同じ理由で休む・・・ということが時々起こるということらしい。
なるほど、「あの人が休んだのなら、私だって休んじゃえ！」って感じなのかなと。苦笑
会社側としては、体調管理に気を配ることを本人や保護者に働きかけると同時に、そもそも働くことはどういうことかキチンと認識し、働く意欲やモチベーションを高めてもらうことが課題とのこと。

 

確かにこれは大切なことですよね。障害者に限らず、健常者でも働く意欲が低い子やモチベーションの低い子がいますしね。

 

息子の通っているビジネス系の支援学校では、この辺りの基本的なことも徹底的に指導します。
その一つとして、生徒達に何でも良いから夢を持てと。例えば車を買いたいとか、どこかに行きたいとかを決める。その夢の実現のために一生懸命働く・・・。
これが働く意味や意欲、モチベーションを高めるようになると。
是非とも一人でも多くの人が楽しく長く働いてもらいたいですよね！