聞く、話す、書く、ことのつまづき(1)

聞く、話す、書く、ことのつまづき(1)

聞く、話す、書く、ことのつまづき(1)

前ページは、つまづきについてのお話しでしたが、こちらでは更にもう少し具体的な、つまづきのお話しです。

 

学習をする上で、必要な事は、

  • 聞く
  • 話す
  • 書く

ことです。

 

発達の遅れや、偏りがあると、この聞く、話す、書くことのつまづきがあります。

 

学習を理解するには、まず先生の話を 聞く 事です。

 

 

ここからは、聞く事のつまづきの背景と、家庭での工夫を紹介します。

 

家庭で工夫する事で、聞くことへの弱みが、少しでも訓練出来るといいですね(^.^)

 

聞く事のつまづきの背景

 

1.聞き取り(聴覚認知)
・・・音の聞き違いがある

 

2.注意力・記憶力(短・長期記憶)
・・・新しいことばを覚えられない
・・・長い説明になると覚えられない
・・・他の刺激に影響を受けやすい

 

3.言語理解
・・・抽象的な、ことばの理解ができない
・・・文章のつながりの意味がわからない
・・・話が込み入ってくるとわからない

 

4.ノンバーバルコミニュケーション
・・・ことばのイントネーションがわからない

 

例として・・・

問題・・と言うことばには、二つの意味がある。
質問としての、この問題は・・という意味と、
トラブルの時に使う、問題が起きた・・の意味について、この違いを理解できない

花の種を袋にしまってください・・と指示があり、手持ちの袋にしまってテープで閉じる。それを出してください(提出してください)と言われ、また袋から種を出してしまう

 

.


聞くことへの工夫(家庭での練習やフォローの仕方)

 

・聞く事の大切さを、楽しく、ゲーム感覚にして、生活に取り入れる

 

  • 聞き取りゲーム

・・・ビンゴ4×4マスを用意
・・・好きなキャラクターを書いて質問して色を塗らせる
・・・伝言ゲーム(コソコソ伝える)
・・・○×ゲーム
・・・3ヒントゲーム(例:赤、丸、くだものな〜に・・・りんご)
  (赤、くだもの、ケーキの上にのっているものな〜に・・・いちご)

  • 敢えて騒音や雑音の中でやってみるのも良い
  • 電車待ち、車の移動、病院待ち時間などを利用する
  • 伝言ゲームなども、お子様から問題を出してもらうのもよいかもしれませんね

 

・聞きとりの弱さに配慮したことばかけ

 

・・・視覚的援助の活用
・・・話し始めの工夫
・・・ショーアップ(実物や写真を見せてから話す)
・・・大事な事を3つ言ってから、話す
・・・1文を簡潔明瞭に話す
・・・メリハリをつけて話す
・・・ポイントや流れをメモにして、箇条書きにする
・・・ホワイトボードや紙に重要ポイントを書く

 

自分の話し方がまわりくどくないか、振り返っておく事

 

こちらでは聞く、話す、書くという中から『聞く』についてとりあげております。
なんでもそうですが、同じ「聞く」ことが苦手でも、更に深く掘り下げて、どこが弱いのかを理解することが療育のスタートですよね。
正しい療育は正しい理解から!って感じでしょうね。

 

次は『話す』についてお伝えします。

 

 

※このカテはもう数ページ続きます。(時間が出来ましたら次をアップします。)