発達段階にあった褒め方

発達段階にあった褒め方

発達段階にあった褒め方

発達段階に合った褒め方を紹介します。
子供達は、褒められる事によって喜びを感じ、自尊心や誇りを持てるようになるそうです。
たくさん褒めて、自信をつけてあげたいですね!

 

 

幼児、低学年・・・ゆっくり抑揚のある声で、笑顔、スキンシップ、ジェスチャーなど

 

中学年・・・わくわく期待感を持たせる、アイコンタクト、ジェスチャーなど

 

高学年以降・・・さりげなく、間接的に・・・

 

*年齢に関係なく、独特な褒め方を好む子もいる

 

褒め方

 

1.当たり前の事を褒めてあげる
・・・しっかりできたね、食べれたね、ちゃんと寝れたね、など

 

2.褒められる場面を作る
・・・上手にできる事を見つけてあげる
(例、掃除、お手伝い、力仕事、イラスト趣味など)

 

3.すぐに褒める、後からも褒めてあげる、他の人からも褒めてもらう
(祖父母、他の人などにも伝えて、褒めてもらう)

 

4.具体的にわかりやすく褒めてあげる
(例、シワがなくピンとたためたね、ごはんつぶ残さず食べれたね、など)

 

5.やったのに文句は言わない、皮肉を言わない
(もっとこうすればいいのになど、言わない)

 

6.褒めてあげられる事を、事前に見つけておく
褒める場を、わざと増やしてあげる

 

出来た時のご褒美も必要だそうです。
ポイント制、がんばりシール、好きな事が出来る、ゲームの時間増やしてあげる、勉強日の免除、友達と遊ぶ、好きな事の条件など・・

 

ポイントなどは、すぐにたまる、なかなかたまらないのもよくない。
低学年は、1週間ぐらいを目安
高学年以降は、2週間ぐらいを目安

 

ポイントがたまったら、ご褒美をあげる。
高価になってはダメ・・・今までの生活の見直しが必要

 

 

如何でしたでしょうか?こちらのページでは発達段階に合った褒め方にポイントを当ててますが、お読みの方はうまく出来ていそうですか?

 

実は意外かもしれませんが、「褒める」ということに慣れてないママさんやパパさんもいるってことです。
褒められ癖じゃないですが、やはり自分の考えの基本はこれまでの生き方、環境によっても左右されますよね。
もし、小さい頃に褒められた記憶がないまま育ったら、やはりうまく褒められないこともあるんじゃないかなぁって。

 

そのような人にも参考になるところがあれば、うまく活用して欲しいなって思います。

 

6の褒めてあげられる事を事前に見つけておくというのは、親としては是非やってもらいたいな。
障害のある子は、どうしても親から見ると「困った点」が目につき、ついついそこを何度も突いてしまったりね。
だからじゃないけど、褒められる場所をちょこちょこ親が用意して、褒められる機会を増やすことが子どもの自信にも繋がるのでいいですよね!

 

また、ポイント制やがんばりシールなども非常に有効ですよね。
これは良く行動分析の世界なんかでも使われます。

 

まず、自分がやったことを形で見ることが出来ると言うこと。
例えばシールであれば、徐々に増えて行くのを見ることができる。

 

で、大切なのは「その後のご褒美」。
つい、約束してたのに、「もうちょっと後で・・・」なんて言っちゃうこともあると思うけど、この場合のご褒美は「直ぐ」に実行すること。
これが非常に大切なんです。

 

是非とも色々と試してみて下さいね。